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昨日は1日中栗仕事をしていました。
お友達から沢山栗をいただいて、立派なサイズだったので、これは絶対渋皮煮にしてケーキに使おう!とワクワクしていました。
が、栗仕事は甘くなかったです。。。写真を撮っておけばよかったけれど、そんな余裕はありませんでした。
まずは前の晩に栗を洗ったら大きなお鍋に並べ、ひたひたのお水につけておきます。
次の朝、鬼皮が少し柔らかくなったところを座(栗の平たい部分でザラザラしているところ)を残してひたすら剥く。朝4時からスタート(!)して、終わったの6時。。。そして熱湯を注ぎ3時間待つ。
今回は栗の風味を活かしたいと思い、重層を使わない方法を取りました。
そうなると、まず水を捨て新しい水を入れて火にかけます。沸騰してきたら弱火にして、そこから20分コトコト煮る。これを6回(!!)繰り返す。その間、灰汁取りしたり、栗の筋を取ったり、栗をさらに綺麗に磨いたり、水を替える時には栗が崩れないように、水道水を直接あてず、ザルにも移さず、そーっとヘラに添わせて水を注ぎ、入れ替えをします。とにかく側を離れられない。。。
6回目、まだ水の色は茶色いけれど、味見して渋くなければOKです。
今回は三温糖を使いました。これも1度に加えると固くなり味が染みないので、3回に分けて1回入れたら15分コトコトを繰り返す。ちなみに砂糖の量は栗全体量の半分から7割程度。
そして鍋のまま次の日の朝まで味をよーく浸み込ませます。
最後は保存用の瓶を煮沸して、中身を詰めて冷蔵庫に入れたらついに完成!
長い道のりでした。。。でもこの達成感はすごい。沢山出来た渋皮煮を眺めながらニヤニヤしています。
お菓子のイメージは色々膨らんでいます。これから渋皮煮がお菓子になる様子をお楽しみに♪


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